東京都知事選挙がにぎわいを見せてきました。
元キャスターの女性候補の一騎打ちになりそうな様相です。
世界の中で、ジェンダーギャップ指数125位、
特に政治分野での男女格差が大きい日本としては、
良い傾向ではないかと思います。
ただ、DE&Iの本質として、
生物学的な女性の政治家が増えれば良しということではなく、
おじさん政治では、拾われない少数の声や重要な課題に
着手してくれる政治家を市民が望まなければなりません。
緑色と白のにぎやかし選挙にならないよう
冷静に政策の違いを見ていく必要があると思います。
ところで、東京都の政策として昨年から始まった、
卵子凍結に係る費用の助成金（最大30万円）があります。
日本は宗教上の倫理観も厳しくないですし、
個人のライフスタイルや価値観に合わせて、
生き方の選択肢を広げるという意味では、
合理的な良い方法だと思います。
ただ、科学の手を身体に加えなければ、
キャリアも子供も得られない社会という価値観が
知らないうちに大手を振るうようになる恐れも感じたります。
実際には、健康上のリスクも０ではありませんし。
親も子も自然体で、心身ともに健やかに
「大人って楽しそうにお仕事頑張ってるな～」なんて、
子供達が実感できる社会が私にとっては理想形。
そのためには、行政の役割、企業の役割、
それぞれあるのではないかなと考えています。
先日、とある企業様（サービス業）で、
女性活躍推進の新たな取り組みへのキックオフをおこないました。
ちょっとご参加者の声をピックアップさせていただきます。
・役員から直接質問に答えてもらう機会は非常に貴重で、
異なる年代の先輩社員との交流がモチベーション向上につながった。
・講師が参加者の不安解消に焦点を当て、キャリアについての深堀りと
明確化を支援してくれました。
リアルな経験を通じた実践的なアドバイスが提供されました。
・将来への不安を取り扱い、
前向きなキャリアプランを立てるきっかけを得ました。
・異なる世代の女性同士のつながりは重要であり、
俯瞰的な視点を提供し、問題解決につながることがあると感じた。
ここから、働く人達と組織の新たな可能性を信じて、
中長期視点で、粘り強く取り組んで参りましょう！
組織の論理からだけではなく、
女性だけでなく、
働く人達が納得感とやりがいを持って働けるよう、
キャリア形成と働く環境を支援する必要がありますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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