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人材育成 女性活躍推進 組織開発 経営戦略

2023年を前に2022年を振り返る

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早いもので、今年も残り10日を切りました。
毎年どんどん加速していきます(笑)
皆様にとって、2022年はどのような1年でしたか?

私として、今年のトピックを1つ選ぶとしたら、
『人的資本経営』です。

ESG投資の潮流により、
従来の株主資本主義(株主が全て!)から脱却し、
顧客・従業員・サプライヤー・地域社会・株主等
全てのステークホルダーを重視する方向性へと世界が進んでいます。

企業にとって、働く従業員も大切なステークホルダー。
人材=資本と捉え、
いかに人材に投資して育成し、活躍を支援するか、
これから、ますます企業の真価が問われる時代となります。

何を今さら?そんなの当たり前じゃん!
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
人材への投資である日本の実質賃金は、
20年以上にわたりほぼ横ばい。
他の先進国とは大きな差が生まれています。
人材=コストという考え方が日本には根強く残っています。

また、人材にかける研修費用においても
日本は対GDP比で0.1%にとどまり、
アメリカ(2.08%)やフランス(1.78%)等の先進国からは
大きく引き離され、それでも尚、更に低下傾向が続いています。

このような状況を踏まえ、
2023年度から上場企業を中心に
有価証券報告書への人的資本情報記載の義務づけが
今年、決まりました。
どれくらい人材に投資をしている企業なのかが
世の中につまびらかになるということですね。

これは、上場企業だけの課題ではなく、
情報開示によって世の中の意識が変わっていけば、
顧客や求職者、今働いている従業員等からも
そのような視点で全企業が評価されていくことにつながっていくでしょう。

トップの意識が今後の企業の方向性を決めていくのはもちろんですが、
現場の実行を牽引する管理職(ミドルマネジメント)のマネジメントも
旧態依然のやり方では変化に対応できなくなります。

これまでも環境変化を基点に
現場管理職(ミドルマネジメント)への教育を手掛けてきましたが、
来年2023年は更に重要な年になるのではないかと思っています。
さあ、マネジメントをアップデートしていきましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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