先日の日経新聞１面に、
『女性活躍 模範企業も停滞』という記事が掲載されました。
2016年春に女性活躍推進法が施行され、
従業員301人以上の企業を対象に
女性が活躍するための行動計画策定・届出が義務化され５年。
各企業の行動計画の達成状況が見えてきました。
日経新聞調査によると、従業員5001人以上の
国から模範と位置づけられた企業の中でも
計画達成できたのは４割強の企業でした。
ますます世界の中で後れをとっていくこと、
強い危機感を感じました。
一方、この４月からは、対象企業が101人以上の企業へ
義務化の範囲が拡大され、中小企業にとっては、
行動計画策定の最後の追い込み状況となっています。
女性活躍推進をご支援する中で感じることは
企業規模の大小に問わず、
女性活躍推進が進んでいる企業の共通点は
『人材育成に力を入れている』ことです。
「女性の管理職登用が進まない」という状況は、
掘り下げて訊いていくと、
男女を問わず、
管理職候補となる次世代リーダーが育っていないという
課題が浮かび上がってきます。
次世代リーダーが不在でも今期の業績には
大きな影響はありませんが、
中長期的に見ると重要な経営課題となります。
マネジメントやリーダーシップの知識を学ぶ機会を創っているか？
20代の頃からどんどん権限委譲し、経験を積ませているか？
将来リーダーとなり得るキャリアを上司が意識させているか？
女性管理職比率を高めるという目標・計画をきっかけに
中長期的な経営課題に向き合うきっかけになります。
これから人手不足が一層進んでいきますし、
人は嫌でも年を取ります。
次世代を牽引できる優秀な若手社員を手っ取り早く
外部から引っ張ってくることは簡単なことではありません。
だから、他社より早く人を育てる仕組みや風土をつくった会社が
生き残っていけるでしょう。
女性活躍推進は女性社員だけの問題ではなく、
その会社の将来性を表すバロメーターと言っても
過言ではありません。
◆ドラムサークルを取り入れた内定者研修
音楽の力でチームワークを育み、
内定辞退を防ぐ！
https://makoto-mg.co.jp/blog/?p=187
♫ドンドコちゃんねる♫ でインタビューいただきました。
是非ご登録どうぞ！
https://www.youtube.com/watch?v=v6S7zXiqjMM
◆SNSのように、相互学習動画で学ぶ
『管理職・OJTリーダーのためのOJT入門』
＜ご説明動画＞
https://vimeo.com/572364960
＜サンプル＞サンプルへのコメント書き込みもご体感ください！
https://m.umu.co/course/?groupId=168914&sKey=4d742066b149d74980b75dbdcbca3704
＜ご不明な点はお気軽にこちらまで！＞
https://www.makoto-mg.co.jp/contact/#02
研修室に集合しなくても、動画を通じて、
・アウトプットの場がある
・そのアウトプットにフィードバックがある
・他者との擦れ合いがある
を実現できます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。