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真経営のブログ

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継続は力なり、そこで差がつく

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この春から大学院2年生に無事進級し、
履修している授業の1つに「ウェルビーイング論」があります。

最近、「ウェルビーイング」は、いろいろな場面で聞く言葉となり、
企業経営の面においても重要視されています。

ちなみに、「ウェルビーイング経営」とは、
従業員の身体的・精神的・社会的(働きがいやや社会への貢献)に
満たされた幸福を目指す経営で、
企業経営と幸福?!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
生産性向上との相関関係があることが明らかになっています。

さて、この「ウェルビーイング論」の授業、
個人の視点、企業の視点、(国や地方自治体の)政策の視点から、
ウェルビーイングについて考える内容となっています。

ただ、指導教員の先生の
「ウェルビーイング」についての話しぶりが、
気取らないぶっちゃけ的なユーモアを交えながら、
大いにネガティブだったり、批判的だったりするのです。

自分の研究分野こそ正義・LOVE!という研究者が多い中で、
私の純粋な好奇心から、
『ウェルビーイングについての
先生のフラットと言いますか、達観と言いますか、
このスタンスはどこから来ているのでしょうか?』と
授業終了後、質問してみました。

最初、ちょっと怪訝そうな顔をされましたが、
私の質問の意図をご説明すると、
『答えはウェルビーイングだけではないから。
そして、特に、企業経営の分野では、
流行ワードが毎年のように持てはやされ、
消費され、忘れられていくので、
ウェルビーイングを理想のお花畑にして、
ブームで終わらせたくはない。
だから、客観的に正しいことは伝えますし、
そうでないことは伝えません。』と。

激しく同意ですし、
研究者としての矜持を感じました。
かっこいい・・・!

そうなんです。
そんなの当たり前じゃんか!と思えることが、
少しアップデートされ、かっこいい言葉に変わり、
流行・消費され、取り上げられなくなることが繰り返されています。

価値観を時代の変化に合わせて
アップデートすることはもちろん必要ですが、
本当に大事なことは普遍的!
歴史に名を遺した経営者も、
現在会社を伸ばしている経営者も、
同じことを口にされていたりしますし、
私は、独立後からずっと理念の中に
『笑顔と躍動感あふれる人材・組織づくり』を掲げていますが、
あまりブレません。

「ウェルビーイング」についても色々な人が
色々なことを言っていますが、
人を育てることも、やりがいを持って躍動する組織風土も
実現には時間はかかるし、粘り強く継続することが大切で、
ここで企業の差がついてくるのだと思います。

従業員が心身を病むほど働き、成長ができずに、
やらされ感満載で、意味を感じない仕事を続ける組織が
良いわけないのは、時代を超えて普遍的な答えではないでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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