
先日、「女性活躍・男女共同参画の重点方針2026」、
いわゆる「女性版骨太2026」が公表されました。
女性版骨太は、
その年に重点的に進める施策を省庁横断的にまとめたものです。
企業で言えば、中期経営計画にもとづく「今年の重点施策」のようなイメージでしょうか。
企業への期待もうかがい知れる興味深い情報です。
印象的だったのは、昨年との変化です。
2025年版では、女性管理職の登用や男女間賃金格差、
地域での女性活躍など、幅広いテーマが並んでいました。
2026年版では、ぐっと焦点が絞られています。
1つ目は、「女性の健康」。
更年期や月経、健康経営、フェムテックなど
「健康だからこそ働き続けられる」という考え方が前面に出ています。
2つ目は、「成長戦略」。
AIやデジタル、理工系など、
日本の成長産業への女性の参画やリスキリングを
本格的に後押ししようとしています。
3つ目は、「地域」。
男女共同参画の取組の裾野を広げることで、
女性自身が地域経済や地域社会を支える存在として期待されています。
女性活躍を経済成長や産業政策と結び付ける方向性が、
より鮮明になったと感じました。
そして、企業の行動変容も重要であるとされる点が印象的です。
女性活躍を「法令遵守への対応」と捉えるのか、
それとも、「企業の競争力を高める経営戦略」と捉えるのか。
この違いが、これからますます大きくなっていくように感じました。
そして、将来に不安を感じさせる情報も多いですが、
働く女性は、地に足をつけて、
自分の人生設計と組織への貢献をどう両立・統合していくか。
そんな視点を持つことがますます大切になっていきますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。