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真経営のブログ

コミュニケーション 人材育成

赤ペン先生の言霊

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中小企業診断士の1次試験が今年もおこなわれました。
受験生の皆さま、まずはお疲れさまでした!
暑い中、大変だったと思います。少し充電され、次なる目標へ向け頑張ってください。

ところで、私は約20年前、
中小企業診断士を取得・登録したのですが、
取得・登録の4カ月後に出産し、
振り返れば30代前半はバタバタでした。

当時、出産したばかりで、
保育園も決まっていない状態だったのですが、
中小企業診断士受験講座の2次試験対策添削講師のお話をいただき、
「これは、自宅だろうが、夜中だろうができる!」と
渡りに船と言わんばかりにお引き受けしました。

中小企業診断士試験の2次試験は、
企業ケースに対する論述試験。
所謂、コンサルティングレポートです。
限られた短い時間の中で、問題を抱えた企業に対して、
ロジカルに解決策の提案をまとめなければなりません。

さて、担当した講座期間中、
受講者ご本人にはお会いすることはないのですが、
何度か答案を拝見していると、
不思議なもので、その方のことがなんとなく見えてきます。
性格的なタイプや思考のクセ、努力の跡・・・。
「この人はこんな人なのかな・・・」と。

私のコメントがご本人にとっての次につながればいいなと
思いながら、地道なお仕事でしたが、
当時は楽しくやらせていただいていました。

そして、数年後のある日、
中小企業診断協会の勉強会だったでしょうか・・。
初めてお会いした診断士の方と雑談をしていたら、
突然、何かがつながったように、
「もしかして、あの早川先生ですか?」
「全然成績が伸びなくて苦しんでいた時に、
 答案のコメントに救われて、最後まで頑張れたんです!」と。

手掛かりは、答案の採点・添削者欄のシャチハタ早川印のみ。
最初は自分の都合でお引き受けしたお仕事だけど、
赤ペンの想いは伝わるんだ・・・とビックリやら嬉しいやら。
私の方は、全くその方の覚えはなかったのですが(冷や汗)、
「合格してよかったですね~」と
不思議な感じで、改めて合格を喜び合いました。

言葉は諸刃の剣。
相手を活かすことも、殺すこともできます。
また、発した方は覚えていなくても、
受けた方は鮮明に覚えていて、
その後に大きな影響を及ぼしたりします。

こんな経験もあって、
私は、話す時も書く時も、
言葉をポジティブに、丁寧に、
率直でありながら、慎重に使うことを心掛けています。
言葉には言霊がありますから。
お客様が今より、より良くなるように!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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