よい組織やチームをつくるために
「4つの質」の循環から考える
成功循環モデルというフレームがあります。
成功循環モデルで説いているのは、
組織やチームの「結果の質」を上げるためには、
まずは「関係の質」を上げる(信頼関係の構築)ところから。
ご経験から納得される方も多いのではないでしょうか。
そして、組織やチームの信頼関係を築くためには、
いろいろなやり方がありますが、
「感情」にフォーカスすることはとても大切です。
まず、自分の感情。
自分は今、どんな気持ちでここにいるのか?に気づくこと。
日頃、ビジネスに好き嫌いを持ち込むことは許されませんし、
いかに思考を働かせて答えを出すかが問われますので、
自分と向き合う機会がなく、
自分の感情認識に疎い人は結構多いです。
気づいていないが故に、
コントロールが利かず、
意図せず周囲にぶつけてしまうこともあります。
次に、相手の感情。
相手は今、どんな気持ちでここにいるのか?に気づくこと。
俗に言う、対人感受性というものでしょうか。
普段から他者への興味・関心があるのかも大切です。
最後に、組織やチームの感情。
チームは今、どんな状況なのか?
エネルギーに満ちているのか?冷めているのか?
温度差が激しいのか?・・・に気づくこと。
これを俯瞰できるメンバーが多くいる程、
自分達でより良い組織やチームをつくっていくことができます。
これら感情に気づく力は、
日頃、思考優先で、感性を閉じていれば疎くなりますし、
逆に、トレーニングで開発していくことも可能です。
なぜなら、言葉だけでなく、
アイコンタクトや表情、立ち居振る舞い、目に見えぬ空気感等から、
周囲の感情に気づき、感情を交流させることができるからです。
感情を取り扱うには、
「自己開示への恥ずかしさや抵抗感」が大きな障害となります。
自分だけ自己開示するのは、
身の安全が脅かされる恐れがあり、どうしても様子見になりがちです。
だから、トレーニングには、
音楽やダンス、演劇などが効果的です。
楽しい気持ちで、
楽器を奏でる、踊る、状況設定に浸るという行為は、
恥ずかしさや抵抗感を吹き飛ばし、胸襟を開くパワフルな力があります。
そして、その人となりが素直に場に表出され、
互いに互いがわかりやすくなります。
人間の魂に触れる感じ(笑)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
◆ドラムサークルを取り入れた内定者研修
「音楽の力」で同期のチームワークを育み、
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https://makoto-mg.co.jp/blog/?p=187
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