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「静かな退職」は静かじゃない

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「静かな退職」とは、
組織に所属しているものの、
与えられた最低限の業務だけをこなす働き方のこと。
退職が決まった従業員のような余裕をもった精神状態で
働くことを指しています。

若手世代を中心に、仕事に対する積極性や熱意を持たずに、
日々淡々とこなしている人が増えていると言われます。
「エンゲージメント」の重要性が叫ばれて久しいですが、
なかなか成果が出ていない状態とも言えますね。

言われたことを忠実にさえやっていれば業績が上がる時代は終わり、
いかに新たな価値を生み出せるかが問われる時代となった今、
「静かな退職」は生産性向上の障害となる深刻な問題です。

価値観が多様化して、
仕事に対する様々な向き合い方があってもいいと思いますし、
全員が仕事第一で働くことが唯一の正解とは言えません。
静かな退職を実施している人の約半数は
プライベートの時間が確保できることをメリットと感じているとも
言われています。

ただ、問題だと感じる点は、
働き始めてから「静かな退職」を選択するようになった人は、
全体のうちで『7割』いるという調査結果も見られる点です。

働く人たちの熱意を失わせ、
どうせやっても無駄という諦めを与えてしまう原因が
会社の中にも多分にあるということです。

私の経験上の感覚ですが、
半年もあれば、人を死んだ目に変えることができます。
また、その逆もしかりです。

具体的な社内の原因は複数ありますが、
今回1つ重要なポイントに触れさせていただくと、
多くの働く人にとって、
「会社=職場、上司」であること。

会社として、いろいろな制度や施策を導入しても、
職場の負担感だけが大きく、運用が形骸化してしまったり、
やり方が悪くて余計にこじらせてしまったり、
そんな状況が残念ながら見られます。
会社の制度や施策、うまく利用できれば、
上司のマネジメントにとってもメリットを享受できるのですが。
同じ会社であっても、
職場や上司によって格差が出てきてしまうのは、
組織全体として、もったいないですね。

日々の部下への声掛けやフィードバック、
仕事の与え方や職場での仕事のやり方など、
ちょっとしたことの積み重ねが大きな差につながります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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