blog of makoto-keiei

真経営のブログ

キャリア開発 人材育成

社会人の成長を考える

投稿日:

私は、「学び」オタクで、
学ぶことで、知らなかったことを知ることが大好き。
また、人間がどのように学び、
どのように成長するのかについて、
考えたり、調べたりすることにワクワクしてしまいます。

日常、社会人の「学び」をご支援していますが、
人間の人生は連続性から成り立つので、
子供の教育にも強い関心をもっています。

私の子供時代しかり、いまだに、子供・学生時代で評価されるのは、
知識が豊富で、人と同じことができ、全教科平均的に良い点とれるタイプ。
しかし、先行きが不透明なVUCAの時代、
社会人になると、それだけではなかなかうまくいきません。

そこで、ここ数年、
子育てや学校教育でフォーカスされつつあるのが、
「非認知能力」という数値では測定しにくい能力です。
そして、その多くが情動的な側面を持っています。
例えば、目標達成のための向上心や忍耐力、
自尊心や楽観性、共感性など。

ちなみに、その反対の「認知能力」はテストの点や偏差値、
IQなど数値で測定できるものを指し(いわゆる知識中心)、
日本の教育はずっと「認知能力」に偏ったものでした。

これらの能力をコンピューターで比喩すると、
「非認知能力」はOS、「認知能力」はアプリと
いったところでしょう。
目に見えるアプリは手っ取り早く、
どんどん搭載したくなりますが、
そもそもOSが充分に備わっていないと
せっかくのアプリも作動しないということになりますね。

この「非認知能力」は子供・学生時代で伸びが止まるわけでなく、
社会人になっても意識をすれば更に伸びていきます。
むしろ、社会人として重要な成長だと思っています。

実際、経産省が「社会人基礎力」として、
「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の
3つの能力(12の能力要素)を提唱しており、
また、人生100年時代の社会人基礎力として、
リフレクション(振り返り)しながら学び続けることを、
自らのキャリアを切り拓く上で必要だと追加しています。

社会人にとっても、デジタル技術の発達で、
知識を中心とした「認知能力」習得には
YouTubeやサブスクのe-learning等
ツールの選択肢が非常に増えました。
やる気さえあれば、自分の都合のいい時間に
どんどん学習を進めることができます。

その一方で、「非認知能力」を高めるためには、
「他者の力」が必要です。
経験を通して、他の視点や高い視座から自分を俯瞰することが
必要だからです。

日頃の業務を通しても、成果を出すと同時に、
学び・成長し続けることができる職場やチームづくりを
これからもご支援し、内なる力のある組織を
増やしていきたいと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

◆強い営業チームをつくる オンラインセミナー
新たな環境変化をチャンスに売上UPへ強いチームをつくりましょう!
https://makoto-mg.co.jp/seminar/news-detail.php?id=8

◆W I T H コロナ時代を生き抜く!営業現場改革『無料動画セミナー』
(ICT経営パートナーズ協会主催)
人材・IT・補助金・データ情報の視点から、
御社の「目的」「課題」に合わせた営業現場改革の一歩を考えましょう!
https://makoto-mg.co.jp/news/news-detail.php?id=15

◆ドラムサークルを取り入れた内定者研修
音楽の力でチームワークを育み、
内定辞退を防ぐ!
https://makoto-mg.co.jp/blog/?p=187

『ドンドコちゃんねる』 でインタビューいただきました。
是非ご登録どうぞ!
https://www.youtube.com/watch?v=v6S7zXiqjMM

-キャリア開発, 人材育成

Copyright© 真経営のブログ , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.