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真経営のブログ

コミュニケーション

その仕事は本当に必要か?

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今回は、書籍のご紹介です。
「ドイツではそんなに働かない」隅田貫著(角川新書)
https://www.kadokawa.co.jp/product/322102001048/

ドイツは労働時間が日本より年間300時間短く、
労働生産性が1.4倍の国です。
ドイツでドイツ人と共に働いてきた著者が
体験を交えながら働き方、生き方を問いかけます。

ドイツが正しく・良くて、日本が間違っている・悪い
というわけではありませんし、
それぞれ、その国の特徴があり、違いがあります。

ただ、生産性の差が数字で明らかになっている現在、
文化が違う!会社の制度が違う!なんて言わないで、
いいところは真似る(パクる)ことがあっても
いいのではないかと思います。

新型コロナの対応からも、日本は
他国の大失敗例、見事な成功事例から学ぶことが
どうも上手でない感じがしています。

私はドイツで働いたことはありませんが、
現場の上司がちょっと気を付けてこれまでのこだわりを
見直してみたり、メンバーへの対応をかえてみると
ムダな時間はまだ省けると思います。

ただ、「普通」になるとムダに気が付かない。
その「普通」を本当に普通なのか?必要なのか?と
疑うきっかけをくれる本です。

・部下にムダな忖度をさせないように
 上司が一言多くクリアに自分の要望を出す。

・報告はわざわざ全員集めて会議室で行わず、
 上司が自ら社内を歩いて、毎朝短いコミュニケーションを率先する。

・部下からの報告に対して「なぜ?」とできなかった原因よりも
 「次はどうしたらいいか?」を問う。

・メールはなんでもかんでも上司をCCに入れなくてもOK。
 過剰な挨拶不要でシンプルにする。

・失敗がダメなのでなく、隠すことがダメだという姿勢。
などなど・・・

ふと、我が身を振り返るきっかけをいただきました。
お時間あったら、手に取ってみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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