コロナ禍ですっかり機会が少なくなった「飲みニケーション」。
懇親や目標達成のお祝い等の目的ならば、
意味はあるのではないかと思いますが、
職場メンバーの「成長」という観点からはあまり意味がないと思っています。
業務で注意・指導が必要な場合は、業務中にタイミングよく声をかけ、
シラフでお互い判断力がある状態で話をした方が効果的だと思うからです。
もし、上司がアルコールを交えなければ、
必要なことをメンバーに伝えられないのであれば、
互いの関係性に立ち返る必要があるかもしれません。
一方で、若い人同士の飲み会の特徴として、最近よく聞くのは、
飲み会=楽しく飲むという暗黙の了解があり、
飲み会の場で、仕事の問題や悩みを打ち明けて、
すっきりとして次へ進むということは難しい状況になっているようです。
アルコールの勢いで誰それ構わず話してしまうリスクもあるのでしょう。
さて、「成長」という観点から必要なコミュニケーションは、
一方的なアドバイス(時には過去の武勇伝にも発展)でも、
他者への文句や愚痴、表面的な励ましでもないことは明らかです。
「成長」という観点からは、
「内省」につながる深いコミュニケーションの機会を
いかにつくれるか?がカギとなってくるのです。
「内省」とは、失敗・成功に関わらず、
自分の言動や考え方を省みること。そこから気づきが生まれます。
つまり、立ち止まって自分を客観視することで
次への知恵を生み出すことができます。
一方的なアドバイスよりも効果的な点は、
当事者意識が芽生える点です。
ちなみに、似た言葉に「反省」がありますが、
反省は失敗や自分の落ち度にフォーカスをし、
懺悔の意味合いも含まれるため、
フラットな「内省」に比べ、
前向きな気づきにはつながりにくいと思われます。
自分ひとりでの内省もいいですが、
対話を通した内省の効果は非常に高いものがあります。
自分の考えを改めて表現してみることや他者との視点の違いが
自分の視野を広げてくれるからです。
ただ、その為には対話の作法があります。
まずは、安心・安全な場をつくることから始めてみましょう!
「内省」につながる効果的な対話への
ご質問やご相談は、どうぞお気軽に!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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