世の中、受験シーズン真っ只中。
最近、大学受験の工学部入試に「女子枠」を設ける動きが
広がってきているようです。
この動きは、理工系の女子比率が低いため、
入試の見直しで学生の多様性を向上させる狙いがあります。
議員のクオーター制や女性管理職比率など、
数値を決めて女性を増やすやり方は賛否がありますが、
圧倒的にマイノリティが少ない状態では、
これまでと同じ選考方法やルールでは
理想的な均衡へ自然に移行することは難しいのです。
2020年のOECD調査によると、
日本の理工系分野の女性学生比率は、
18%と非常に低く留まっています。
ちなみに、OECD平均は31%。
世界に大きく後れをとっている状態です。
一方、イノベーションの創出には組織の多様性は不可欠で、
女性が開発に関わったチームの特許資産の経済価値は、
男性だけの場合の約1.5倍という結果となっています。
(日本政策投資銀行調査より)
理工系の女性を教育・輩出できていないことは、
日本のイノベーションの可能性をも
潰してしまっているということ。
だから、大学のこのような動きは、企業の理工系採用にも
大きな影響を与えるので、本当に嬉しい限りです!
さて、「予言の自己成就」という言葉があります。
根拠のないデマや思い込みであっても、みんながそうだと考え、
行動することで、本当に実現してしまうという理論です。
ちなみに、女性にまつわる「予言の自己成就」では、
「どうせ女性は会社を辞めてしまうから」という
上司や周りの人達の思い込み(予言)が、
その女性社員から成長や活躍の機会を奪い、
結局退職に向かわせてしまうということが
これまでも多く起こっていました。
人の思い込みは本当に恐ろしいです・・・。
でも、この「予言の自己成就」理論、
実は、ポジティブな予言にも適用されます!
だから、「あなたはイノベーションのタネ」という予言で、
大学でも企業でも、
女性達にもどんどん発言させ、どんどん挑戦させれば、
本当にイノベーションを実現してしまう可能性も
大いにあります。
だから、女性にも期待をかけて、どんどん挑戦させましょう!
女性活躍推進についてのご相談は、どうぞお気軽に!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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