トヨタが2030年に新車販売の8割を
電気自動車にするとの発表をしました。
必要とされる部品、製造工程、販売方法などなど
これからどんどん変わっていくでしょう。
また、トヨタはウーブン・シティ建設など
次を見据えた業態変換にも積極的です。
それに伴い、働く人の必要とされる能力も
これからどんどん変わっていくでしょう。
トヨタの発表は大きな経営戦略の話ですが、
現場の変化のお話もお客様からうかがうことが多くなりました。
例えば、営業現場では
コロナの流行によって、営業のしかたが変わったとの
お声もよく聞こえてきます。
今までは訪問営業するのが当然でしたが、
なかなか会ってもらえない・・・。
この1年程で、オンライン化が進み、
「直接会わなくたっていいじゃない」と。
それに伴い、
会ってもらえなくなったことで新規での展開が先に進めない
会ってもらえなくなったことで顧客状況が見えづらくなった
オンラインの商談で、話がなかなか通じない
動画を使った訴求が必要になってきた
のようなことも起こっています。
顧客の意思決定の決定打になるものにも変化が出ている様子です。
現場でも必要とされる能力は
これからどんどん変わっていくでしょう。
特にコロナの流行によって、
DXへの動きはぐっと加速しました。
これからの新たなビジネスモデルや仕事のしかたに合わせて
新たなスキル・能力を身に付けていくことを
「リスキリング」と言いますが、
これがうまくできないと会社の新たな挑戦も絵に描いた餅。
AIに仕事を奪われる…と怯えているだけでは
本人も会社もハッピーにはなりません。
いかに働く人のリスキリングも
戦略的に支援していくか大切な課題になってきます。
その一方で、
仕事の基本を身に付けるよう支援し、
会社がこれまで培ってきた
技術や強みを伝承するためには
「OJT」も欠かせません。
「リスキリング」と「OJT」の両軸で、
変化の激しい時代を前向きに
人を育て活かす必要がありますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。