私は、この4月から大学院でサスティナビリティ学を専攻しています。
平日夜と土曜日日中を中心に、久々の学生生活です。
サスティナビリティ学は、本当に範囲が広く、
ここまで授業では、日独のエネルギー政策やら、
農業と食やら、環境経済学やら・・・、聞きかじり学びながら、
これからESG経営の中でも人的資本経営を研究する予定です。
学者という立場の先生、
様々なバックグラウンドの学生達との学びは、
まだ3カ月間ですが、ぐっと私の視野を広げてくれています。
30年前の大学時代、
ちゃんと勉強しておけばよかったな‥なんて想いもチラチラ。
ただ、学生生活は楽しいだけでなく、
・こんなことも知らないんだ、私・・・
・知っていたつもりだけど、全然分かってないわ、私・・・
・中身スカスカで、何も言い返せないわ、私・・・
・私に比べて、隣のこの人はなんて賢いんだろうか・・・
なんて、劣等感と葛藤の繰り返しです。
そうなんです。
成長を目指す時には、「痛み」が伴います。
その際、これまでの教育や経験、価値観等により、
人によって考え方が2つに分かれます。
「グロースマインドセット」
→自分の才能や能力は、経験や努力によって向上できると考える
「フィックスマインドセット」
→自分の才能や能力は、努力をしても向上しないと考える
「グロースマインドセット」を持っている人は、
目先の障害や失敗にへこたれず、現状の自分を受け容れ、
他者の成功を刺激にして、新たなことに挑戦できます。
一方で、「フィックスマインドセット」を持っている人は、
新たな挑戦は自分の無能さが露呈してしまうので、極力避ける。
他者の成功は、自分にとって脅威でしかありません。
だから、この2つの考え方の差は、
長年の後に大きな成長の差になっていきます。
当然のことながら、
グロースマインドセットを持っているメンバーが多い方が、
たくましく、学習意欲にあふれた、
そして成果が出せる職場になりますね。
では、フィックスマインドセット強めの部下には
こんな3点を念頭に関わってみてはいかがでしょうか?
・目標の高さはちょっと背伸び程度で、小さい成功体験を積ませる
・結果だけではなく、プロセス(努力・行動)を褒める
・失敗した場合は、責めるのでなく、
次どうすればできるか?に視点をシフトさせる
そういえば、
小説「ビリギャル」の塾講師・坪田先生が
『やればできる』の代わりに『やれば伸びる』を。
と仰っています。
努力が報われないことはあるけれど、
努力すれば必ず成長する。
こんなふうに、部下自身も上司も信じて、
新しい挑戦に全力で向き合えたら、
強くなれそうな気がしています。
と書きながら、私自身を励ましております(笑)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
◆ドラムサークルを取り入れた内定者研修
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https://makoto-mg.co.jp/blog/?p=187
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