「失われた30年」と久しく言われてきましたが、
世界の中での日本の競争力の弱体化が
残念ながら、このところ顕著に見えてくるようになってきました。
ここ最近、思うところあって、
日本の歩みを欧米との比較の中で振り返ってみたのですが、
2008年に起こった「リーマンショック」が
現在のような状況を迎える決定的な分岐点になっているように思われます。
リーマンショックからの回復を目指し、
とにかく目先のコスト削減に走った日本。
四半期決算も義務化となり、どんどん短期的利益志向が進みます。
その一方で、欧米では、グローバル企業中心に、
これまでの株主最優先の利益重視経営では立ち行かないことに気づき、
あらゆるステークホルダーを視野に
長期的な視点から持続可能な経営を志向するようになりました。
そして、四半期決算義務化廃止への流れへと進んでいきます。
リーマンショックの痛い経験をきっかけに
長期的な視野から、自社のリスクと機会に備えていきました。
ピンチをどう見るのか?という点で、
日本の多くの大企業と欧米のグローバル企業では大きな違いがあり、
それが戦略の差となり、大きな結果の差となりました。
現在、直面しているコロナ禍ではいかがでしょうか?
流行が始まって2年半強・・・。
流行当初の何が何だかよくわからない恐怖のウィルスから
とにかく命を守らなければという状況からは脱し、
各々が多くの情報から判断し、動ける段階となっています。
でも、この経験は偶発的な不幸ではなく、
これからもこのようなパンデミックや
それに類似する事象は起こるでしょう。
だから、目の前のピンチをとりあえずしのいで、
元に戻し、戻ったら忘れてしまうのでなく、
この経験を通して、
顕在化した社会や自社の課題を中長期的にどう解決し、
新たな価値を創り出すのか?を考える機会とできた組織が
今後成長していくと思われます。
もう一度、自社の使命である経営理念に立ち返り、
自社が提供できる価値を形にしていく。
このような活動がとても大切になっていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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