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真経営のブログ

リーダーシップ 組織開発

曖昧な目標が生み出すもの

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先日の日経新聞に、
目標のない国の政策が乱立し、
3割が成果を検証できていないとの記事がありました。
いわゆる、やりっぱなしです。

目標設定が曖昧なことは、
MBO(目標管理)のお手伝いもさせていただく身から言うと
マネジメントが機能不全となっている状態であり、
リモートワークがうまく回らない原因にも
つながっていくのですが、
今日は、「マネジメント」よりも
「リーダーシップと組織開発」の視点から
ちょっとお話したいと思います。

目標設定が曖昧ということは、誰も、
結果(成功なのか失敗なのか)と対峙しなくても
いい状況だと言えるでしょう。

経験から学び続けられる組織は最強です。
ただ、そのためには、「結果(成功でも失敗でも)」を
まずは謙虚に受け容れ、対峙する必要があります。

ただ、このような先行き不透明な時代では、
リーダーが正しい答えを常に出せるかわからないのに
メンバーからの期待はかえって膨らみ、
リーダー自身が「間違えた」「うまくいかなかった」と
素直に認めるハードルがますます上がっていきます。

そうなると、メンバーは
リーダーが正しい答えを示してくれるだろうと他人事になったり、
自分だって口が裂けても「間違えた」なんて言えないと
問題の先送りをしてしまったりします。
もはや、誰も当事者意識を持って、
「結果」を謙虚に受け容れ、対峙できる状況ではなくなってきます。
こうして、学び続ける組織の姿からは遠ざかっていきます。

学び続ける組織は、まずリーダーが、
「自分の答えは間違っているかもしれない」と
思うところから始まります。
ただ、リーダーひとり独力では難しい。
一緒に経験を未来にどう活かしていくか考えてみませんか?
メンバーの当事者意識も高まっていきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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