
日本はもうオワコン(終わっている)。
人生100年時代は老後がますます不安。
外国人が日本人の生活保護を奪っている。・・・
最近、こうしたフレーズを耳にすることが増えました。
マーケティング的には「不安」は購買に繋がるため、
安心よりも不安をあおる情報が氾濫するのは自然なこと。
そういえば、
最近は物価高が収まらないし、
親の介護で大変な人も周りにいる。
街を歩けば外国人がずいぶんと増えた。・・・なんて、
身近な事例や経験と紐づくと、
さもそれが、「正解」のように思えてしまうんですよね。
これは日常生活の話だけでなく、ビジネスの場面でも同じです。
しかも、事実をどう捉えるかが「戦略の土台」。
特に、初級リーダーや次期リーダーには、
「本当か?」とクリティカルに問いながら、
事業の強みや課題、市場について、
データを基に捉えてほしいと思っています。
なぜなら、「雰囲気」は根拠がなくても伝播するから。
職場で皆が「そうだよね」と言い始めると、
それが事実のように、良くも悪くも認識されてしまうのです。
悪い方向に行きそうなら、
「本当か?」と一石投じるのがリーダーの役目でしょう。
これはAI時代において、さらに重要です。
「AIが人間を支配する未来」とは、
街を暴れ回る殺傷ロボット登場!ではなく(笑)、
フェイク情報によって人間の判断力が狂わされるリスクのこと。
事業戦略でもキャリア戦略でも、
冷静に「事実をどう捉えるか」が問われています。
あなたの会社や職場で
「本当か?」 と問い直すべきことは何でしょう?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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